米国がハッブル望遠鏡の後継機を、いよいよ打ち上げるとのニュース。
後継機と言っても正確には、赤外線を探知して宇宙を観察する望遠鏡で、ハッブルとはまた違った宇宙へのアプローチなのだとか・・・?
赤外線を観測するため、太陽や地球からの赤外線が邪魔にならない様に、遠くの軌道で観測するそうです。
赤外線は熱戦だから、極力低温の場所で観測するのだと・・・。
距離が遠いほど波長はドップラー効果で長くなる。遠い宇宙を見るには、赤外線を感知しなければならないという理屈なのでしょうか・・・?
ハッブルよりも軽いけれど、段違いのスペックな今回のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡。
遠くを見るとは、過去を観る事。
宇宙の始まりに近い頃の長い波を観測する事で、それが可能なのだと・・・。
近頃、ブラックホールの観測に成功して、このジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が打ち上げに成功して、無事に観測を始めたらいったい何が見えるのでしょう。
当初の予算をはるかに超えて、計画も延びに延びて、いよいよ打ち上げに・・・。
ハッブルは比較的近い軌道で観測していたので、地球から修理に向かう事が出来たのが、この望遠鏡ではそれも不可能なほどに、離れた場所での観測になるとの事。
望遠鏡はこれからも進歩して行って、一国では賄えない程の予算が必要になってくるとも・・・・。
観る事には、莫大な費用が掛かるのですネ。
ツラツラと思うに、ティラノザウルスはもう見る事は出来ないけれど、遠く離れた星から上の様な理屈で、その時の地球の赤外線をキャッチして当時のティラノザウルスを観る事ってできるのかしら・・・?
もし、それが可能だとしても、光の速さで何億年もかかる場所からの観測になるから、無理なのでしょうけど (^^ゞ