関西国際空港のネガポジな徒然



去年の台風で、船舶と橋梁が接触して交通アクセスの不備が露呈され、浸水で事前想定の欠陥も指摘されてしまった関西国際空港。

何ともいたたまれない報道が繰り返されて、ネガティブなイメージが当時はしたモノです。

あまり知られてはいないのだけれど、関西国際空港が誕生して、沿岸の生態系が改善しているそうです。アマモの繁殖とか、海洋資源の魚介類も以前より増えている。

空港の設置に伴い法的措置がとられて沿岸に好結果をもたらしているという事です。

沿岸工事を想像すると海洋汚染とか、自然災害を防止する代わりに自然を破壊するイメージを想像しがちですが、こと関西国際空港に限って申せば、そんな事も無かったようで、むしろ好結果をもたらしている様にも思えます。

一般的にニュースというのは、ネガティブな出来事の方がドラスティックで、人目を惹くからメディアもツイツイ一面に、ドドーンと掲載する。

一方ポジティブな出来事はマイルドに知れ渡り、人目につかない穏やかなイメージなので、世間に浸透しにくいモノなのでしょう。

大阪方面から和歌山へ釣りに行く時目安になるのが、関西国際空港。

海の青がここを境に映えるような気になるのです。

ちなみに、関西国際空港の誕生で、大阪府は香川県を抜いて面積が増えたそうです。