マグロ 縄文時代

"内陸にマグロ!?遺跡から骨出土 南陽、縄文草創期に海岸部と交流の可能性"という記事が、山形新聞で掲載されていました。

かなり内陸にまで、マグロが食されていたという形跡が残されていた、という事なのでしょう。海浜地方から記事の地まで食せるマグロを運んだのは、多分寒い季節なのかもしれません。



マグロを腐食しないように加工していても、徒歩での輸送だし・・・。
当時のマグロは今の様に、釣って漁をしたとはとても考えにくい・・・。

縄文の遺跡からは、動物の骨などの釣り針が出土しているそうですが、釣糸は推定するしかない様な・・・。

推定では、動物の毛、麻などの植物繊維・・・。生糸はどんなに昔とは言え、せいぜい紀元前6000頃なのだそう・・・。

という事でマグロは、ヒトが漁を出来る場所までかなり接近してきた折に、銛とか矢のような道具で・・・?縄文時代の遺跡からは、クジラなども食していたとか・・・?

1万年の昔から、人々は交流していた。
徒歩で、何日もかけて・・・。
道なき道を、野獣も跋扈しているだろう、山奥に分け入って・・・。

狩猟採集で暮らしていた当時、想像以上にグルメな縄文の人々。
大規模な争いの形跡の少ない、列島。

長期間の縄文時代。
食すことに比較的、豊かであったのだろうか・・・?

古代へのロマン。マグロは今なお高級魚。